2022年年9月13日(火)、「留学生と日本人学生が共に学ぶSDGsとビジネスソリューション」の授業の成果発表会をオンラインで開催し、プログラム受講生、企業、教職員など57人が参加しました。
本授業は、留学生、日本人学生、県内企業7社(株式会社愛媛CATV、株式会社オカベ、株式会社cloco、佐川印刷株式会社、ジャスティン株式会社、道後プリンスホテル株式会社、株式会社フェローシステム(50音順))からの社員がチームを組み、講義での学びやグループワーク、企業でのインターンシップを通して企業のSGDs課題の解決に向けて探求する授業です。7月~9月にかけて行われた授業やインターンシップの成果発表会では、各チームの学生が現場でのインターンシップを通じて見つけた企業のSDGs課題と、その解決策について提案を発表しました。
成果発表会当日は、これまでメンターとして学生に関わった社員だけでなく、役員も参加し、それぞれのチームの発表を「企業理解」「課題の明確性」「SDGs達成へのインパクト」などの基準に基づいて採点しました。その結果、食材の新たな活用方法について提案した、オカベチームが第1位に選ばれました。第2位は、廃棄食材をテーマに朝食セットの提案をした道後プリンスホテルチーム、第3位は、プラスチック梱包材の代替案を提案したジャスティンチームとなりました。
企業の方からは、「短い期間ではあったが、チームワークを活かしよくまとめられた。」「会社の可能性を感じてもらえたことが嬉しい。」「もっとデータに基づいた分析や、今までにないような提案があるとよかった。」といった感想がありました。学生からは、「発表の内容をもっと取捨選択すればよかった。」「最初はコミュニケーションギャップを感じたが、役割を決めて各自努力した。」といった声があり、現状や問題を深堀りすることの大切さや協同に求められるスキルについて学んだことがうかがえました。
長期間にわたりご参加くださった企業のみなさまに心よりお礼申し上げます。