2025年6月2日（火）より、キャリア教育科目「留学生と日本人学生が共に学ぶキャリアビジョン形成」の授業が始まりました。
本講義は前期（6月）と後期（10月）の通年開講で、今年度は17名の留学生と4名の日本人学生、計21名が参加しています。
初回のオリエンテーションでは、まず自己紹介を通じて国籍や専攻の枠を超えた交流が行われました。続いて「日本で就職するには」というテーマで講義を受け、キャリアの捉え方を学びながら、自分が大切にしている価値観を言語化することを目標に、個人ワークやペアワークに取り組みました。他者の考えに触れることで、多様な視点を得る貴重な機会となりました。
続いての授業では「応募書類と自己理解」をテーマに、自己分析を通じて自分の強み・弱みを整理し、その結果を基にペアワークを行いました。その後は、自分の強みが仕事にどのように活かせるかを考える活動や、実際に就職活動のサイトへの登録も行い、就職活動に向けた基礎的な準備を進めました。
今後は、日本企業や愛媛県内企業の特徴・特色を学ぶ講義や、エントリーシートの書き方、面接練習など、より実践的な内容に加え、企業に就職した元留学生の先輩たちとの交流会を行います。
多様な国籍の学生が集まる多文化環境での学びを通じて、学生たちの視野と将来への展望が大きく広がることを期待しています。
<国際連携推進機構 留学生就職促進プログラム推進室>