愛媛県内の企業をバスで訪問する「企業見学ツアー」、今年はコロナウイルス感染防止のため、オンラインでの開催となりました。
このイベントの本来のメリットは、やはり学生が直接企業を訪問し、実際に働く現場を見学できることでした。「直接企業見学ができないなら、このイベントを開催する意味はあるのだろうか?」「一般的なオンラインの就活イベントと同じようなものになるのでは?」といった意見が留プロ推進室内で早くから出され、何度も企画ミーティングが行われました。
それでも、留学生の就活を変わらず盛り上げるためにも、単純にイベントを失くすことは避けたい、実際に訪問は出来なくても“まるで自分が企業内を歩いている”ような気分になれる内容にしたいと、当日は留プロのキャリアコンサルタントや就職相談員が企業の中をリポートすることになりました。
地元企業の大王製紙株式会社(四国中央市)と、株式会社トップシステム(西条市)からは、コロナ禍でも見学をご快諾いただきました。大王製紙は内部の様子を担当者さんが事前に歩き回って撮影してくださり、留プロから就職した卒業生と共に解説してくださいました。また、トップシステムには、キャリアコンサルタントと撮影クルーが直接出向き、社員さんと共に社内の様子を生配信させていただきました。
1月15日(金)当日は留プロの受講生の他に、本学農学部1年生や他大学の留学生なども多く、合わせて47名の学生が参加しました。学生からはチャットで多くの質問が届き、2社の担当者さんには丁寧に答えていただき、県内の素晴らしい企業を発見してもらう機会となったようです。
限られた打合せやロケハンの時間で、多大なご協力をいただきました2社の皆様も、本当にありがとうございました。