本学の「愛媛の大学と企業が育てるグローバル人材育成プログラム」が文部科学省の「令和5年度留学生就職促進プログラム」に採択されたことを受け、令和6年2月5日(月)に報道関係者を対象とした記者説明会を行いました。
本事業は、平成29年度に続く2回目の採択となりました。今回は、全国で3拠点の採択があり、中四国地区で唯一の採択になります。また、このプログラムは、令和3年度から文部科学省「留学生就職促進教育プログラム認定制度」の認定も受けています。
今回の採択により、これまで培ってきた「産官学民の連携による就職のノウハウ」を活かした取組み内容を一層充実させ、愛媛県における外国人留学生の雇用拡大を図ります。また、支援対象を四国地域の他大学の外国人留学生と、外国人の雇用経験が少ない四国4県の企業へ広げ、外国人留学生の国内就職率の向上を目指します。
仁科学長からは、「本事業をきっかけに、優秀な留学生を高度外国人材として育成するとともに、愛媛県及び四国における就職と定着を促進し、地域の活性化に貢献したい」との挨拶がありました。
その後、記者からは、プログラムが目指す育成人材像や達成目標、また新しい取組の1つであるインターンシップ等について、多くの質問が寄せられました。
前列左より、愛媛県中小企業家同友会米田代表理事、愛媛県中小企業団体中央会稲垣事務局長、愛媛県国際交流協会小坂専務理事、愛媛県経済労働部濱田理事、愛媛大学仁科学長、JETRO愛媛福島所長、愛媛県商工会議所連合会福井専務理事、愛媛経済同友会野本代表幹事、えひめ若年育成推進機構大内常務理事。
後列左より、愛媛大学の留学生就職促進プログラム推進室小林副室長、留学生就職促進プログラム推進室伊月室長、光信副学長、留学生就職促進プログラム推進室泉谷副室長、アビリティーセンター株式会社白石取締役・営業部長。
■文部科学省「留学生就職促進プログラム」とは・・・
令和7年度末までに我が国の高等教育機関を卒業・修了した外国人留学生のうち、我が国での就職者の割合50%を目指す、という目標達成に向け、各大学が地域の自治体や産業界と連携し、日本企業の就職に重要なスキルである「日本語能力」「日本での企業文化等キャリア教育」「中長期インターンシップ」を一体として学ぶ環境を創設する取組を普及することにより、外国人留学生の我が国での定着の促進を図るものである。特に、STEAM分野に加え、DX・GX等の今後の人材需要が見込まれる分野を主に対象とする。
・実施機関:最大3年間(令和5年度~令和7年度)
・事業開始:令和6年1月
「留学生就職促進プログラム」選定取組
<留学生就職促進プログラム推進室>