2025年7月25日(金)、インターンシップ+キャリア教育「留学生と日本人学生が共に学ぶSDGsとビジネスソリューション」の初回授業が行われました。本講義は、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、多文化環境における学びと実践を通して課題解決能力を育むことを目的としています。今年度は、留学生21名と日本人学生3名が参加しています。学生たちは、SDGsをテーマに企業の社員と協働しながら、ビジネス戦略の立案に取り組みます。
初回授業では、オリエンテーション、グループ決め、チームビルディングを行いました。オリエンテーションでは、参加者全員がプログラムの全体像と目標を共有し、その後、自己紹介を交えたグループ分けが行われ、出身国・地域や専攻の異なる学生たちがチームを結成しましたチームビルディングでは、グループの到達目標や行動指針について協議し、2ヶ月間の協働活動の指針を模造紙に表現しました。受講生は言葉の壁がありながらも、ジェスチャーや翻訳ツールなどを用いて、活発にコミュニケーションを取っていました。今後の授業では、企業役員・社員と共にSDGsや異文化コミュニケーションについて学ぶ他、企業から提示されるSDGsに関連する課題解決に、7日間のインターンシップやディスカッションを通して取り組みます。また、受講生は、9月には、企業での経験をもとにしたビジネス案の検討や最終プレゼンテーションが予定されており、学生たちには学びを具体的な提案へと結実させることが求められます。


<国際連携推進機構留学生就職促進プログラム推進室>