愛媛大学留学生就職促進教育プログラム「【高度外国人材活用】留学生採用セミナー in 愛媛」を開催しました【7月12日(金)】

令和6年7月12日(金)に、企業・留学生向け「【高度外国人材活用】留学生採用セミナー in 愛媛」を対面とオンラインで開催しました。本セミナーは、日本貿易振興機構(ジェトロ)愛媛貿易情報センターと本学国際連携推進機構留学生就職促進プログラム推進室が共同で企画・実施しました。愛媛県および四国地域の自治体、経済団体、企業等から 28 人、本学留学生8人が参加しました。

 ジェトロ愛媛の福島美夏所長による開会挨拶の後、第1部では3人の講師による講演を行いました。 内定ブリッジ株式会社の淺海一郎代表取締役・ジェトロ高度外国人材スペシャリストによる 「留学生の採用・育成・定着について」と題した講演では、実際に国内企業が外国人を雇用した例を挙げて、成功するための採用計画についてお話しいただきました。

アビリティーセンター株式会社の白石建取締役・営業部長による「四国における外国人雇用の最新状況について」と題した講演では、四国の外国人就業状況とその採用方法についてや、外国人材の活用目的別就職事例をもとに、企業が採用した留学生に「活躍の場」を創り出す重要性についてなどをお話しいただきました。

愛媛大学国際連携推進機構の小林修副機構長による「長期インターンシップ制度と留プロの取組」と題した講演では、新聞記事やデータから見える愛媛県内の外国人就職状況や、来春新たに実施する 「就業トライアル・インターンシップ」(留学生就職促進教育プログラム)について説明がありました。

第2部では、参加企業と留学生の交流会を行いました。まず、本学を卒業し、県外で自動車部品の開発の仕事に就いている李超然 (り ちょうぜん)さんにインタビューを行いました。就職・転職する際の会社の選び方や、実際に働く上で重視したこと、また、ワークライフバランスの大切さについて、お話を伺いました。

その後、対面とオンラインのグループに分かれて、企業と留学生の意見交換を行いました。企業の「求めている学生」や留学生の「日本で就職したい理由と期待すること」といったテーマに沿って、双方から質問や意見が活発に飛び交いました。

最後に、留学生就職促進プログラム推進室の伊月知子室長より、 閉会の挨拶があり、盛会のうちに終えることができました。 引き続き、留学生就職促進プログラム推進室では、連携機関・団体と共同して留学生の就職支援と企業への採用支援を行ってまいります。

<国際連携推進機構 留学生就職促進プログラム推進室>