留プロ「最終年度報告会」を開催しました

2022年3月3日(木)、本プログラムの最終年度事業報告会をオンラインで開催し、受講生、県内外の大学教職員、企業・団体の担当者など63人が参加しました。

はじめに、仁科弘重 学長より開会の辞が述べられたあと、ご来賓の文部科学省高等教育局学生・留学生課留学生交流室留学交流支援係の山田貴生 係長よりご挨拶がありました。

続いて、当プログラム推進室 伊月室長、泉谷推進コーディネーターより、2017年に採択された本事業の5年間の取組内容と実績、そして、今後の課題、来年度から本格始動する文部科学省「留学生就職促進教育プログラム」認定制度の概要について説明がありました。

その後、ジャスティン株式会社 種田宗司 代表取締役社長、プログラムの修了生であり現在は同社で活躍する具冠成 氏、さらに、キャリア教育、異文化マネジメント等が専門の 東京経済大学准教授 小山健太 氏(グローバル組織・キャリア開発研究所長)を招き、外国人材を採用するメリットや課題、個性を活かした人材活用の重要性について、パネルディスカッションを行いました。

小山氏より、本プログラムへの講評をいただき、産官学での事業運営、留学生・日本人学生企業の社員が協同で双方向的に学びあうプログラム内容について高い評価をいただきました。また、今後の課題に対するアドバイスとして、リスキリング(学び直し)の可能性や、ジョブシャドウイング(観察学習)といった具体的な事例も伺い、本イベントの総括となりました。

終わりに、光信一宏 副学長・国際連携推進機構長より閉会の辞が述べられ、報告会は終了しました。

留学生就職促進プログラム推進室は今年度で文部科学省の事業委託期間が終了しますが、今後も大学独自の取組として、留学生・日本人学生・企業の社員が共に活動する授業やイベントをオール愛媛体制で展開してまいります。